クラシックギター トーレス
  Antonio de Torres 1886 SE98 spruce/ bird's-eye maple
クラシックギター トーレス クラシックギター トーレス アントニオ・デ・トーレス(1817ー1892)
は南スペインのラ・カニャーダで生まれた。
12歳の時大工の徒弟として入り、グラナダの
ホセ・ペルナスのもとでギター制作を学んだ。
本格的なギター作りは、1850年代からで、
名ギタリストであったフリアン・アルカスの
影響で次々と名器を作り出していった。その中でも
特に有名なものに、1856年製、ラ・レオナの名
で知られアルカスによって弾かれた物、1859及
び1860年製、ミゲール・リョベート所有の、
後にヘルマン・ハウザー1世のモデルになった物、
1864年製フランシスコ・ターレガ所有の物、
1867年製でロベール・ブーシェに多大な影響を
与えた物等。生涯に約320本のギターを製作した
とされ、85〜90本のギターが現存していること
がトーレス研究家のホセ・ルイス・ロマニロスによ
って明らかにされている。

ギター
クラシックギター