クラシックギター トーレス
  Antonio de Torres 1868 spruce/mahogany 645mm
クラシックギター トーレス アントニオ・デ・トーレス(1817ー1892)は南スペインのラ・カニャーダで生まれた。
12歳の時大工の徒弟として入り、グラナダのホセ・ペルナスのもとでギター制作を学んだ。
本格的なギター作りは、1850年代からで、名ギタリストであったフリアン・アルカスの
影響で次々と名器を作り出していった。その中でも特に有名なものに、1856年製、ラ・
レオナの名で知られアルカスによって弾かれた物、1859及び1860年製、ミゲール・
リョベート所有の、後にヘルマン・ハウザー1世のモデルになった物、1864年製フラン
シスコ・ターレガ所有の物、1867年製でロベール・ブーシェに多大な影響を与えた物等。
生涯に約320本のギターを製作したとされ、85〜90本のギターが現存していることが
トーレス研究家のホセ・ルイス・ロマニロスによって明らかにされている。(トーレスの本
ギター 書籍2

クラシックギター
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